WordPressの画面に「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示され、突然サイトが開けなくなった…。
管理画面にも入れず、「何が起きたのか分からない」「どうすればいいのか分からない」と不安になりますよね。
このエラーは、
- プラグインやテーマを更新した直後
- PHPバージョンを変更したあと
- 何もしていないのに突然表示された
といったタイミングで発生することが多く、WordPressではよくあるエラーの一つです。
画面が真っ白でエラーメッセージすら表示されない場合は、下記の記事で詳しく解説しています。
ですが、安心してください。
「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される場合も、原因はいくつかに絞られており、順番に確認すれば復旧できるケースがほとんどです。
- このエラーが表示される主な原因
- 管理画面に入れない場合でも試せる対処法
- 自分で直せないときの現実的な対処
初心者の方にも分かりやすく解説します。
「とにかく早く直したい」という方は、上から順に試してみてください。
結論|「このサイトで重大なエラーが発生しました」の主な原因はこの4つ
「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される場合、原因の多くは次の 4つのいずれか です。
先に全体像を把握しておくことで、これから紹介する対処法をどの順番で試せばいいかが分かります。
① PHPエラー(PHPバージョンの不一致)
最も多い原因が、WordPressとPHPバージョンの相性問題です。
- PHP8に切り替えた
- サーバー側でPHPが自動更新された
- 古いプラグイン・テーマを使っている
こうした場合、PHPの致命的エラーが発生し、このメッセージが表示されることがあります。
② プラグインの不具合・競合
次に多いのが、プラグイン同士の競合やアップデート不具合です。
- 更新直後にエラーが出た
- 長期間更新していないプラグインがある
- 非公式・古いプラグインを使っている
この場合、プラグインを停止すると復旧するケースが多くなります。
③ テーマ(functions.phpなど)の記述ミス
テーマのカスタマイズや更新が原因で、致命的エラーが発生することもあります。
- functions.php を編集した
- 独自コードを追加した
- 子テーマを修正した
小さな記述ミスでも、サイト全体が表示されなくなることがあります。
④ サーバー側の設定・一時的な障害
- サーバー障害
- WAF(セキュリティ)の誤検知
- サーバー設定の変更
など、WordPress以外の要因でエラーが表示されるケースもあります。
この場合、WordPress側を触っても解決しないことがあります。
まずは「上から順に」切り分ければOK
このエラーは一見すると深刻に見えますが、原因はほぼこの4つに絞られます。
次の章では、管理画面に入れない場合でも試せる対処法を順番に解説していきます。
焦らず、一つずつ確認していきましょう。
対処法① リカバリーモードのメールを確認する
「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示された場合、まず最初に確認してほしいのがWordPressのリカバリーモード用メールです。
この機能は、致命的なエラーが発生した際に原因のプラグインやテーマを知らせてくれるWordPress公式の仕組みです。
リカバリーモードのメールとは?
WordPressは重大なエラーが発生すると、サイト管理者宛てにメールを自動送信します。
メールの中には、
- エラーを起こしているプラグイン名
- エラーを起こしているテーマ
- 一時的にログインできるリンク
などが記載されていることがあります。
メールが届いていないか確認する
以下をチェックしてみてください。
- WordPressに登録している管理者メールアドレス
- 迷惑メールフォルダ
特に、普段使わないメールアドレスを設定している場合、気づかないままになっていることがあります。
メール内のリンクから管理画面に入れる場合
メールに記載されたリンクを開くと、リカバリーモードで管理画面にログインできます。
その状態で、
- 問題のプラグインを停止
- 問題のテーマを無効化
することで、エラーが解消されるケースも多いです。
メールがない・入れない場合はどうする?
- メールが届いていない
- リンクが無効
- 管理画面に入れない
この場合でも、まだ他の対処法があります。
対処法② プラグインを一時的にすべて停止する
リカバリーモードのメールが使えない場合、次に試したいのがプラグインを一時的にすべて停止して切り分ける方法です。
「このサイトで重大なエラーが発生しました」というエラーは、プラグインの不具合が原因になっているケースが非常に多いため、ここで解決することも珍しくありません。
管理画面に入れなくても対応できる
管理画面が表示されなくても、FTPやサーバーのファイルマネージャーを使えばプラグインを停止できます。
手順① サーバーに接続する
以下のいずれかでサーバーに接続します。
- FTPソフト(FileZillaなど)
- レンタルサーバーのファイルマネージャー
手順② pluginsフォルダの名前を変更する
- WordPressを設置しているフォルダを開く
wp-contentフォルダを開く- 中にある
pluginsフォルダ名を変更します
例:plugins → plugins_old
これだけで、すべてのプラグインが一時的に無効化されます。
手順③ サイトが表示されるか確認する
フォルダ名を変更したあと、サイトや管理画面に再度アクセスしてみてください。
- 表示される → プラグインが原因
- 変わらない → 別の原因の可能性
原因プラグインを特定する方法
表示が復旧した場合は、
plugins_oldをpluginsに戻す- 管理画面にログイン
- プラグインを一つずつ有効化する
この手順で、どのプラグインが原因か特定できます。
FTP操作が不安な場合
- FTPが分からない
- サーバー情報が見当たらない
- ファイル操作が怖い
こう感じた場合は、無理に作業を続けない判断も大切です。
このあと紹介するPHPやサーバー側の対処法のほうが結果的に早いケースもあります。
対処法③ テーマを一時的に切り替える
プラグインをすべて停止しても「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される場合、次に疑うべきなのが テーマの不具合 です。特に、
- テーマを更新した直後
- functions.php を編集した
- 子テーマをカスタマイズした
このような心当たりがある場合は、テーマが原因で致命的エラーが起きている可能性が高くなります。
管理画面に入れなくてもテーマは切り替えられる
管理画面が表示されなくても、FTPやファイルマネージャーを使えばテーマの切り替えは可能です。
手順① themesフォルダを開く
FTPまたはファイルマネージャーで、以下のフォルダを開きます。
wp-content / themes
手順② 使用中のテーマフォルダ名を変更する
現在使っているテーマのフォルダ名を変更します。
例:mytheme → mytheme_old
これだけで、WordPressは自動的に初期テーマ(Twenty Twenty系) に切り替わります。
手順③ サイトが表示されるか確認する
フォルダ名を変更したあと、サイトや管理画面に再度アクセスしてみてください。
- 表示される → テーマが原因
- 変わらない → 別の原因の可能性
テーマが原因だった場合の注意点
テーマが原因だった場合、
- functions.php の記述ミス
- PHPバージョン非対応
- テーマアップデートの不具合
などが考えられます。
無理に直そうとせず、元に戻せる状態か確認してから修正しましょう。
初期テーマが入っていない場合
初期テーマがサーバーに入っていない場合は、一時的にテーマが切り替えられないこともあります。
その場合は、
- 元のテーマフォルダ名を戻す
- 次の対処法へ進む
でOKです。
対処法④ PHPバージョンを確認・変更する
テーマやプラグインを切り分けても直らない場合、次に確認したいのが PHPバージョン です。
WordPressでは、
- PHPを新しくした直後
- サーバー側で自動アップデートが入った
- 古いテーマ・プラグインを使っている
このような状況で、PHPの非対応が原因で重大なエラーが発生することがあります。
PHPエラーは「突然」起きることがある
自分では何も変更していなくても、サーバー側の仕様変更や推奨設定の変更によって昨日まで表示されていたサイトが突然真っ白になるケースも珍しくありません。
手順① サーバー管理画面にログインする
レンタルサーバーの管理画面にログインし、PHPバージョン切替の項目を探します。
(Xサーバーの場合は「サーバー管理」→「PHP Ver.切替」)
手順② PHPバージョンを一段階下げてみる
現在のPHPバージョンから、一段階下のバージョンに変更します。
例:
- PHP 8.2 → 8.1
- PHP 8.1 → 8.0
※ いきなり大きく下げる必要はありません。
手順③ サイト・管理画面を確認する
PHPバージョン変更後、数十秒〜数分待ってからサイトや管理画面に再度アクセスします。
- 表示される → PHP非対応が原因
- 変わらない → 別の原因の可能性
表示された場合の注意点
表示が復旧した場合でも、そのまま古いPHPを使い続けるのはおすすめできません。
原因となったテーマやプラグインを特定し、
- アップデートする
- 代替プラグインに切り替える
などの対応を行い、再び新しいPHPのバージョンに戻すことを前提に調整しましょう。
PHP変更が不安な場合
- サーバー操作に慣れていない
- 本番サイトで触るのが怖い
- どのバージョンが正解か分からない
この場合は、無理に何度も切り替えず、サーバーサポートに相談するのも一つの選択です。
対処法⑤ .htaccess・サーバー設定を確認する
プラグイン・テーマ・PHPを切り分けても直らない場合、最後に確認したいのが.htaccess やサーバー側の設定です。
ここが原因の場合、WordPress自体ではなくサーバー環境がエラーを引き起こしている可能性があります。
.htaccessは触り方を間違えると危険
.htaccess は、URLの制御やリダイレクトなどを行う重要なファイルです。
記述を誤ると、
- サイト全体が表示されなくなる
- 500エラーが発生する
など、状況が悪化することもあるため慎重に作業してください。
手順① .htaccessを一時的に無効化する
FTPまたはファイルマネージャーで、WordPress直下にある .htaccess を探します。
見つかったら、ファイル名を変更します。
例:.htaccess → .htaccess_old
これで、.htaccess は一時的に無効になります。
手順② サイト・管理画面を確認する
ファイル名変更後、サイトや管理画面に再度アクセスしてください。
- 表示される → .htaccessが原因
- 変わらない → 別の原因の可能性
表示された場合の対処
表示が復旧した場合は、
- 管理画面にログイン
- 「設定」→「パーマリンク」
- 何も変更せず保存
これで、正しい .htaccess が自動生成されます。
サーバー独自設定にも注意
レンタルサーバーによっては、
- WAF(Web Application Firewall)
- mod_security
- 独自の高速化・セキュリティ設定
が影響してWordPressが正常に動作しないこともあります。
ここまで来たら無理しない
.htaccess やサーバー設定が原因っぽいけど、自分で判断がつかない場合は、無理に触らないのが正解です。
それでも直らない場合に確認すべきポイント
ここまで紹介した対処法をすべて試しても「このサイトで重大なエラーが発生しました」が解消しない場合、WordPress単体の問題ではない可能性が高くなります。
この段階では、「これ以上自力で触らない判断」も正解です。
サーバーエラーログを確認できるか
可能であれば、サーバーの エラーログ を確認してみましょう。
エラーログには、
- PHPの致命的エラー
- ファイルの読み込みエラー
- 権限(パーミッション)エラー
など、原因を特定できるヒントが残っていることがあります。
ただし、エラーログの内容は専門的で慣れていないと判断が難しいのも事実です。
最近行った変更を思い出す
次のような変更がなかったか、改めて整理してみてください。
- プラグイン・テーマの更新
- PHPバージョンの変更
- functions.php の編集
- サーバー設定の変更
「自分では何もしていない」と思っていても、自動更新が原因になっているケースもあります。
サーバー側の障害・仕様変更
まれにですが、
- サーバー障害
- メンテナンス
- セキュリティ強化による制限
など、サーバー側の事情でエラーが発生していることもあります。
この場合、WordPress側でいくら作業しても解決しません。
サーバーサポートに問い合わせるのが一番早い
自分で判断がつかない場合は、レンタルサーバーのサポートに問い合わせるのが最も早くて安全な解決策です。
問い合わせの際は、
- 「固定ページだけ404になる」
- 「管理画面が真っ白になる」など
症状を具体的に伝える - 最近行った変更内容を添える
これだけでも、対応がかなりスムーズになります。
無理に直そうとしないのも大切
この段階で無理に触ると、
- 状況がさらに悪化する
- 復旧まで時間がかかる
こともあります。
「自力でできる範囲はここまで」と線を引き、プロやサポートに任せる判断も立派な対処法のひとつです。
WordPressのトラブルを減らしたいなら、サーバー選びも重要です
「このサイトで重大なエラーが発生しました」
「管理画面が真っ白になる」
こうしたトラブルの多くは、サーバー環境が安定していないことが引き金になるケースも少なくありません。
特に、
- PHP切り替えが簡単
- エラーログが確認しやすい
- サポート対応が早い
こうした環境が整っていると、トラブル時の復旧スピードが大きく変わります。
エラー対応で消耗したくない人におすすめ
もしこれから、
- WordPressを長く運営したい
- トラブル時に一人で抱えたくない
- 初心者でも安心して使える環境がいい
そう感じる方は、国内シェアが高く、サポート評価も安定しているエックスサーバーが管理人のおすすめです。
PHP切替・WAF設定・サポート体制など、今回紹介した対処法とも相性がよく、「いざという時に詰みにくい」のが大きなメリットです。
👉 WordPressが安定して動くサーバーを確認する(PR)
※ 無理に今すぐ乗り換える必要はありません。
「次にサーバーを選ぶときの基準」として頭の片隅に置いておくだけでもOKです。
まとめ|重大なエラーは「切り分け」ができれば必ず近づける
「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示されると、突然サイトが使えなくなり、不安になります。
ですが多くの場合、原因は プラグイン・テーマ・PHP・サーバー設定 のいずれかです。
本記事で紹介した対処法を、上から順に切り分けていけば、
- プラグインを停止して確認
- テーマを切り替えて確認
- PHPバージョンを見直す
- .htaccess やサーバー設定を確認する
と、原因をかなりの確率で特定・回避できます。
すべてを自力で解決する必要はありません。
自分で判断がつかない場合は、サーバーサポートに状況を正確に伝えるだけでも解決までのスピードは大きく変わります。
焦らず、「今どこまで切り分けできているか」を整理しながら一つずつ確認していきましょう。
WordPressのエラー対応は、正しい順番で確認できるかどうかがすべてです。




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