WordPressの管理画面に突然ログインできなくなると、「サイトが壊れた?」「もう復旧できないのでは…」と不安になりますよね。
よくある原因がいくつかあり、順番に確認すれば自力で直せるケースがほとんどです。
サーバー障害や致命的なエラーであることは、意外と多くありません。
- ログインURLが違っている
- キャッシュやCookieが影響している
- プラグインやテーマが原因で弾かれている
- サーバーやPHP設定に問題が起きている
こうしたポイントを知らずに、諦めて初期化や再インストールをしてしまう人も少なくありません。
この記事では、WordPressで管理画面にログインできないときに確認すべき原因と対処法を、初心者の方でも分かる順番でまとめました。
「今すぐ管理画面に入りたい」
「できれば自分で直したい」
そんな方は、上から順にチェックしてみてください。
結論|WordPressにログインできない原因は「5つ」にほぼ絞られる
WordPressの管理画面にログインできない場合、原因は複雑そうに見えても、ほとんどが次の5つのどれかです。
- ログインURL・ID・パスワードの入力ミス
- キャッシュ・Cookieの影響
- プラグインが原因の不具合
- テーマ・functions.phpのエラー
- サーバー・PHP・容量など環境トラブル
重要なのは、「いきなり重い対処をしないこと」です。
多くの方が、
- 再インストールを考えてしまう
- データベースを触ろうとしてしまう
- 最悪、サイトを作り直そうとする
といった行動に出てしまいますが、そこまでしなくても直るケースがほとんどです。
このあと紹介する対処法は、「安全で、失敗しにくい順」に並べています。
上から順番に確認していけば、管理画面に入れる状態まで戻せる可能性が高いので、慌てず一つずつチェックしてみてください。
原因① ログインURL・ID・パスワードの入力ミス
WordPressにログインできない原因で、実は一番多いのが「入力ミス」です。
「ちゃんと入れてるはず…」と思っていても、意外とここで引っかかっているケースは少なくありません。
管理画面のログインURLが間違っている
WordPressの管理画面URLは、基本的に次のどちらかです。
https://あなたのドメイン/wp-admin/https://あなたのドメイン/wp-login.php
どちらにアクセスしても、ログイン画面が表示されるのが通常です。
もし、
- トップページに飛ばされる
- 404エラーになる
- 別のページが表示される
といった場合は、URL自体が間違っているか、ログイン制限がかかっている可能性があります。
ID・パスワードの入力ミス(よくある落とし穴)
入力自体は合っているつもりでも、次のようなミスがよく起こります。
- 全角と半角が混ざっている
- 大文字・小文字の違い
- 余計なスペースが入っている
- 日本語入力(IME)がオンになっている
特にパスワードは、1文字違うだけでもログインできません。
パスワード自動入力を使っている場合は要注意
ブラウザの自動入力機能を使っていると、
- 以前のパスワードが入っている
- 別サイトの情報が誤って入力されている
といったケースがあります。一度、
- パスワード欄を空にする
- 手入力で入力し直す
これだけでも、あっさりログインできることがあります。
「パスワードをお忘れですか?」で再設定する
どうしてもログインできない場合は、ログイン画面にある「パスワードをお忘れですか?」から再設定してみてください。
登録しているメールアドレス宛に、再設定用のリンクが届きます。
※メールが届かない場合は、サーバー側のメール設定が原因の可能性もあります。
この段階で直らなければ次へ
ここまで確認してもログインできない場合は、入力ミス以外の原因が考えられます。
原因② キャッシュ・Cookieが影響しているケース
WordPressの管理画面にログインできないとき、ブラウザのキャッシュやCookieが原因になっているケースはかなり多いです。
特に、
- パスワードを変更した直後
- サイト移転・SSL化をしたあと
- ログインURLを変更したことがある
こうしたタイミングでは、古い情報が残ってログインを邪魔していることがあります。
キャッシュが原因で起きる症状
キャッシュが影響していると、次のような症状が出ます。
- 正しいID・パスワードなのに弾かれる
- ログイン後、またログイン画面に戻される
- 画面が真っ白・読み込みが終わらない
これは、ブラウザが古いログイン情報を読み込んでいる状態です。
まず試したい簡単な対処法
いきなり削除せず、次の方法から順に試してみてください。
① シークレットモード(プライベートブラウズ)で開く
- Chrome:シークレットウィンドウ
- Edge / Safari:プライベートブラウズ
ここでログインできれば、原因はほぼキャッシュ・Cookie確定です。
② ブラウザのキャッシュ・Cookieを削除する
シークレットモードでもダメな場合は、
キャッシュとCookieを削除します。
削除する範囲は、
- 対象サイトのみ
- または「キャッシュされた画像とファイル」「Cookie」
でOKです。
履歴を全部消す必要はありません。
キャッシュ系プラグイン・CDNも要注意
WordPress側で、
- キャッシュ系プラグイン
- CDN(Cloudflareなど)
を使っている場合、管理画面へのアクセスまでキャッシュされていることがあります。
その場合は、
- キャッシュを一度クリア
- CDNを一時停止
してから、再度ログインを試してください。
ここで直らなければ次の原因へ
キャッシュ・Cookieを削除してもログインできない場合は、WordPress内部(プラグイン・テーマ)が原因の可能性が高くなります。
原因③ プラグインが原因でログインできないケース
WordPressに突然ログインできなくなった場合、原因がプラグインであるケースは非常に多いです。
特に次のタイミングは要注意です。
- 新しいプラグインを追加した直後
- プラグインをアップデートした直後
- PHPバージョンを変更したあと
この場合、管理画面に入れない=操作もできないので、サーバー側から対処します。
よくあるプラグイン起因の症状
プラグインが原因だと、次のような状態になります。
- ログイン画面までは表示されるが入れない
- ログイン後に画面が真っ白になる
- エラーメッセージが一瞬だけ出る
見た目では原因が分かりにくいのが厄介な点です。
FTP(またはファイルマネージャー)で一括停止する方法
一番確実なのが、すべてのプラグインを一度無効化する方法です。
手順
- レンタルサーバーの管理画面にログイン
- FTP または ファイルマネージャーを開く
- 次のフォルダへ移動
/wp-content/plugins pluginsフォルダの名前を変更- 例:
plugins_old
- 例:
これだけで、全プラグインが強制的に無効化されます。
ログインできたら原因はプラグイン確定
この状態で管理画面にログインできれば、原因はプラグインです。
ログイン後は、
- フォルダ名を元の
pluginsに戻す - 管理画面でプラグインを一つずつ有効化
- 問題が再発したプラグインを特定
という流れで、犯人プラグインを見つけることができます。
よく問題を起こしやすいプラグイン例
- キャッシュ系プラグイン
- セキュリティ系プラグイン
- ログインURL変更系プラグイン
- 古いまま放置されているプラグイン
特にセキュリティ系は、管理画面アクセス自体をブロックすることがあります。
プラグインが原因でない場合は次へ
すべて無効化してもログインできない場合は、テーマやfunctions.phpのエラーが疑われます。
原因④ テーマ・functions.phpのエラーが原因のケース
WordPressの管理画面にログインできない原因として、テーマや functions.php の記述ミスも非常に多いです。
特に次のような作業をした直後は要注意です。
- テーマを変更・更新した
- functions.php にコードを追加した
- ネットのコードをコピペした
- 子テーマを作成・編集した
PHPのエラーが起きると、管理画面ごと表示されなくなることがあります。
テーマ起因で起きやすい症状
テーマやfunctions.phpが原因の場合、次のような状態になりがちです。
- ログイン後に真っ白画面になる
- 管理画面だけ表示されない
- エラー表示が出ず何も映らない
特に functions.php は1文字のミスでも致命的です。
対処法① テーマを強制的に切り替える
まずは、WordPressが正常なテーマに戻れるかを確認します。
手順(FTP / ファイルマネージャー)
- サーバーにログイン
- 次のフォルダへ移動
/wp-content/themes - 使用中のテーマフォルダ名を変更
- 例:
mytheme→mytheme_old
- 例:
するとWordPressは、自動的にデフォルトテーマ(Twenty Twenty系)に切り替わります。
ログインできたらテーマが原因
この状態で管理画面に入れるなら、原因はテーマ(または子テーマ)です。
その場合は、
- フォルダ名を元に戻す
- functions.php の記述を見直す
- 直前に追加したコードを削除
で対応できます。
対処法② functions.php を一時的に無効化する
テーマ全体ではなく、functions.php だけが原因の場合もあります。
手順
- 使用中テーマフォルダを開く
functions.phpをfunctions_old.phpなどにリネーム
これで、functions.php は読み込まれなくなります。
※ 管理画面に入れたら、中身を確認してエラー箇所を修正する必要があります。
よくあるfunctions.phpのミス例
- セミコロン
;の付け忘れ <?phpの書き忘れ・重複- 閉じタグ
?>の余計な追加 - PHPバージョン非対応のコード
特にPHP8以降で古いコードは要注意です。
それでも直らない場合は?
テーマを切り替えても改善しない場合は、サーバー側・WordPressコアの問題が考えられます。
原因⑤ .htaccess・サーバー設定が原因のケース
ログインURLも合っている
プラグイン・テーマも問題なさそう
それでも管理画面に入れない場合、.htaccess やサーバー設定が原因になっているケースが多いです。
特にこんな直後は要注意です。
- SSL化(http → https)をした
- パーマリンク設定を変更した
- サーバー移転・ドメイン変更をした
- セキュリティ対策を入れた
よくある症状
サーバー設定が原因の場合、次のような状態になりがちです。
- ログインURLにアクセスすると404になる
- リダイレクトを繰り返して開けない
- 「このサイトにアクセスできません」と表示される
見た目はエラーが少ないので、原因に気づきにくいのが特徴です。
対処法① .htaccess を一度リセットする
まずは、.htaccess の記述ミスを疑います。
手順(FTP / ファイルマネージャー)
- WordPressのルートディレクトリを開く
.htaccessを.htaccess_oldなどにリネーム
- 管理画面に再アクセス
これだけで、ログインできるようになるケースはかなり多いです。
ログインできたらやること
管理画面に入れたら、
- 設定 → パーマリンク設定
- 何も変更せず「保存」
これで、新しい.htaccessが自動生成されます。
対処法② SSL・URL設定のズレを確認
SSL化後に多いのが、URL設定の不一致です。
確認ポイント
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
どちらも
https://〜
で統一されているか確認してください。
ズレていると、ログイン画面に入れなくなります。
対処法③ セキュリティ設定・WAFの影響
レンタルサーバー側の設定が、ログインをブロックしている場合もあります。
- WAF(Web Application Firewall)がON
- 海外IP制限が強すぎる
- 管理画面URL制限をかけている
一時的に WAFをOFF にして、ログインできるか確認してみてください。
それでも直らない場合は?
ここまで試しても改善しない場合、自力での切り分けはかなり難しい状態です。
そんなときは、
- レンタルサーバーのサポートに問い合わせる
- 「WordPressの管理画面にログインできない」
- 「特に固定ページや投稿は表示される」など
具体的な症状を伝える
これだけで、かなりスムーズに対応してもらえます。
管理人のおすすめはXserverです。
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それでも直らない場合に確認すべきポイント
ここまでの対処法をすべて試してもWordPressの管理画面にログインできない場合、原因はより深い部分にある可能性が高いです。
焦って触る前に、次のポイントを順番に確認してください。
① サーバー障害・メンテナンス情報を確認する
まず疑うべきは、WordPressではなくサーバー側のトラブルです。
- レンタルサーバーで障害が発生していないか
- メンテナンス時間と重なっていないか
公式サイトや管理画面のお知らせを一度チェックしましょう。
意外と「待つだけで直る」ケースもあります。
② PHPのバージョンを下げてみる
PHPのバージョンアップ直後に、ログインできなくなるケースはかなり多いです。
確認ポイント
- PHP8.x に上げた直後ではないか
- 古いテーマ・プラグインを使っていないか
一度 PHP7.4 などに戻す と、あっさりログインできることもあります。
③ データベース接続エラーが出ていないか
画面に、
- 「データベース接続確立エラー」
- 真っ白画面(ホワイトスクリーン)
が表示されている場合、wp-config.php やDB情報が原因の可能性があります。
- DB名
- ユーザー名
- パスワード
- ホスト名
が正しいか、サーバー管理画面で再確認してください。
④ サーバーの容量・ファイル権限を確認する
地味ですが、容量不足・パーミッションエラーも盲点です。
- ディスク容量が上限に達していないか
- wp-admin / wp-login.php の権限が適切か
容量がパンパンだと、ログイン処理自体が失敗することがあります。
⑤ バックアップからの復元を検討する
どうしても原因が特定できない場合は、「直す」より「戻す」方が早いこともあります。
- 不具合が起きる前の日付のバックアップ
- サーバーの自動バックアップ機能
があるなら、一度復元して様子を見るのも現実的な選択です。
⑥ 自分で判断できない場合はサポートに頼る
ここまで来たら、無理に触り続けるのはおすすめしません。
レンタルサーバーのサポートに、
- WordPress管理画面にログインできない
- いつ頃から起きたか
- 最近行った変更内容
を伝えるだけで、原因を切り分けてもらえる可能性が高いです。
まとめ|WordPressにログインできなくても、ほとんどは復旧できます
WordPressの管理画面にログインできなくなると、「もう詰んだかも…」と不安になりますよね。
でも実際は、原因の多くは入力ミス・キャッシュ・プラグイン・テーマ・サーバー設定など、よくあるポイントに集中しています。
この記事で紹介したように、
- ログイン情報の再確認
- キャッシュ・Cookieの削除
- プラグインやテーマの一時停止
- PHPバージョンの見直し
- サーバー側の状態確認
を一つずつ切り分けていけば、自力で解決できるケースがほとんどです。
それでも直らない場合も、バックアップの復元やサーバーサポートを頼ればOK。
WordPressは「完全に終わる」ことはほぼありません。
大切なのは、焦って無闇に触らず、順番に確認すること。
この記事が、「落ち着いて対処すれば大丈夫」と思える判断材料になれば嬉しいです。
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