Contact Form 7でCC・BCCを設定する方法|複数指定・送れない時の対処法まで解説

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Contact Form 7でCC・BCCを設定するには?【基本からわかりやすく解説】

結論:CC・BCCの設定は「追加ヘッダー」に記述するだけ

Contact Form 7でCC(カーボンコピー)やBCC(ブラインドカーボンコピー)を使いたい場合は、フォーム編集画面の「メール」タブにある「追加ヘッダー」欄に、以下のように記述すればOKです。

Cc: sample1@example.com  
Bcc: sample2@example.com
CC・BCCの設定は「追加ヘッダー」に記述するだけ

これだけで、フォームから送信された内容が指定のメールアドレスに同時送信(CC)されたり、他の受信者に見えない状態で送信(BCC)されたりします。

設定後は必ず「保存」ボタンを押しましょう

CC・BCCとは?メール送信の基本用語をおさらい

CC(Carbon Copy)

メールのコピーを「他の人にも送る」機能です。送信先全員にアドレスが見えます。

BCC(Blind Carbon Copy)

メールのコピーを「他の受信者に知られず送る」機能です。
誰に送ったかが表示されないため、メールアドレスを共有したくないときに便利です。

「追加ヘッダー」に設定する具体的な手順

「追加ヘッダー」に設定する具体的な手順1
「追加ヘッダー」に設定する具体的な手順2
  1. WordPressの管理画面から「お問い合わせ」→編集したいフォームを選択
  2. 「メール」タブを開く
  3. 「追加ヘッダー」の欄に以下のように記述
  4. 「保存」をクリック
Cc: tanaka@example.com  
Bcc: yamada@example.com

大文字・小文字は関係ある?【結論:どちらでもOK】

Cc:Bcc: の部分は、小文字(cc: や bcc:)でも正常に送信されます。

ただし、Contact Form 7公式サイトでは頭文字が大文字で表記されているため、迷ったら「Cc:」「Bcc:」のように書くのがおすすめです。

CC・BCCを複数設定したい場合は?

結論:カンマ( , )で区切れば複数のメールアドレスを指定できる

CC・BCCに複数のアドレスを設定する場合は、メールアドレスをカンマ(,)で区切って記述します。
以下のように書けば、すべての宛先に同時送信できます。

Cc: tanaka@example.com, sato@example.com  
Bcc: yamada@example.com, suzuki@example.com

この方法で3人、4人、さらにそれ以上にも送信可能です。

スペースは入れていい?【結論:どちらでもOK】

複数アドレスを区切る際に、「カンマの後にスペースを入れるかどうか」で迷うかもしれません。
結論としては

Cc: aaa@example.com,bbb@example.com

Cc: aaa@example.com, bbb@example.com

どちらも正しく送信されます。ただし、後者のようにスペースを入れた方が読みやすく、一般的です。

複数設定する際の注意点

  • 全角カンマ(,)はNG! 必ず**半角カンマ(,)**を使いましょう。
  • メールアドレスのタイプミスがあると、エラーや未送信の原因になります。
  • 不要な改行やスペースが混じっていないかもチェックしましょう。

Contact Form 7でCC・BCCが送れないときの対処法

Contact Form 7で正しくCCやBCCを設定しているはずなのに送れない…。
そんなときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

1.メールアドレスの入力ミスがないか確認

  • スペルミス(例:@gmil.comなど)
  • 不要な空白や改行が入っていないか
  • 全角文字が混じっていないか

CC・BCCは、1つでもアドレスに不備があるとすべての送信が失敗することがあります。

2.「追加ヘッダー」の書式を再確認

正しい書式は以下のようになっているか確認しましょう。

Cc: example1@example.com, example2@example.com  
Bcc: example3@example.com

特に「Cc:」や「Bcc:」のコロン(:)が半角かどうかもチェックしてください。

3.サーバーやメールプロバイダの制限を確認

一部のレンタルサーバーでは、CC・BCC付きメールの送信を制限している場合があります

  • サーバー会社のマニュアルを確認
  • SMTPプラグイン(WP Mail SMTPなど)を使って送信方式を変更

SMTPを使うと、より確実にメールを送れるようになるケースが多いです。

4.メールが迷惑メールフォルダに入っていないか確認

メールは送信されていても、受信側で迷惑メールと判断されて気づかないこともあります。
特にBCCメールは迷惑メール判定されやすいため注意が必要です。

まとめ:Contact Form 7でのCC・BCC設定のポイント

Contact Form 7でCC・BCCを設定する方法と注意点について解説しました。
今回のポイントをまとめると、以下の通りです。

CC・BCC設定の基本

  • 「メール」タブの「追加ヘッダー」に以下の形式で入力
     例)Cc: cc@example.comBcc: bcc@example.com
  • 複数設定する場合はカンマ区切りで記述
     例)Cc: a@example.com, b@example.com

うまく送れないときの確認ポイント

  • メールアドレスの入力ミスがないか?
  • 「Cc:」「Bcc:」の記述が正しいか?
  • サーバーやSMTP設定に問題がないか?
  • 迷惑メールフォルダに入っていないか?

CCやBCCの設定は少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば、応用も利く便利な機能です。

フォームの運用効率を上げるためにも、ぜひ使いこなしてみてください!

この記事を書いた人
管理人

2012年にWebデザインの勉強を始め、2013年より制作会社に勤務。
これまでに500件以上のWebサイト制作・運用に携わってきました。
現在も制作会社に勤務しながら、Webデザインスクールのトレーナーとしても後進の育成に取り組んでいます。
WordPressやデザインの実践的なノウハウを、初心者にもわかりやすく発信できるよう試行錯誤しています。

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